宅配買取で買い取れない本はどういう本か
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古本買取とは言っても、あくまで再販売するために買取をするのであって、慈善事業ではありません。
ですから、当然、買い取った後に商品として価値のあるものしか買取はできません。
古本買取を有効に利用するためには、どういったものは買取れないのか、基準を知っておく必要があります。
外見に著しく難があるもの
書籍であれば、まずは外見や可読性に難が生じているものは買い取れないです。
水濡れ、ページ割れ(本の接着面が剥がれて大きくページが開いている)、カビやしみ、破れや切り跡、日焼けや折り目が強く残っているもの、表紙やカバーのないもの、書き込みのあるものは難しいです。
同梱しているものの中に買取してもらえるものがあれば、一緒に処分をお願いすることが可能なお店も多いです。
違法性のあるもの
また、違法性があるものも買い取れないことがほとんどです。
児童ポルノが掲載された書籍、無修正のアダルトコンテンツを含む本、コピー誌や海賊版の同人誌などはほぼ買取できません。
基本的にバーコードのないもの(商品として製作されていない出版物)は不可であると考えて下さい。
価値の劣化が著しいもの
価値が著しく落ちたものなども原則的に難しいです。
付録がメインとなっているもので付録がついていない(CDメインの教材本などでCDがない)、制度廃止/改正前の教科書や専門書、週刊誌や時事雑誌などです。
お店によって基準が異なりますので、不明な点は直接問い合わせるようにしましょう。
特に、コンビニコミック(表紙などを廃した廉価版のコミックス)や雑誌のバックナンバーについては扱いが大きく異なります。
上記のように、お店で販売できるものであれば、基本的に買い取れないことはありません。
百科事典
百科事典や辞書などは買い取り不可のところがほとんどです。
それもそのはずで、スマートフォンとインターネットが普及した現在では、わからないことがあってもすぐにその場で検索して答えを知ることができます。
そのため重くかさばる辞書の需要は、ほとんどなくなってしまったためと考えられます。
ただし、特別な価値がある辞典(ブリタニカ国際大百科辞典など)は高値で売ることができますが、基本的には買取不可と考えていいでしょう。